菊陽町のよしもと小児科です

お問い合わせ・ご相談はお気軽にどうぞ
Tel.096-233-2520
トップページ >  第220話 挑戦してみよう

第220話 挑戦してみよう

小児科医のつぶやき|第220話 挑戦してみよう

 まずは先月発生しました令和8年熊本地震で被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。いまだに不安な日々を過ごしていらっしゃる方も多いかと思いますが、1日も早くいつもの生活が戻りますよう願っております。  
  さて今年はいつもより梅雨明けが早く、連日暑い日が続いていますね。雨もあまり降らず、幸い熊本ではこれまでのところ大雨の被害は出ていませんが、日本各地で被害が出ているようですので、昨年のような大雨の被害がこのまま出ないことを願うばかりです。しかし、尋常ではない暑さが続いていますので、熱中症には十分気をつけてください。  


 そして夏休みに入って、お子さん達はそれぞれ楽しい日々を過ごしていらっしゃるのではないかと思います。昔を振り返ってみると、自分が小学生の頃は当たり前にように学校でプール開放がありましたので、夏休みの間はよく通ったものです。そしてそれが終わると子供会のソフトボールの練習をしてあっという間に1日が過ぎていった記憶があります。そのため、夏休みの友は最後の方にまとめて終わらせたように思いますので、もう少し時間を有効に使えばよかったのかなとも思っていますが、その頃は遊びに夢中でしたからそんなもんかもしれませんね。


 残念ながら今の子どもたちは気温が高くなってしまったこともあって、なかなか外で遊ぶというのが難しくなったようです。プール開放する学校もほとんどなくなったと聞いています。ただ幸い夏休みは自由な時間がかなりあると思いますので、ぜひ何かに挑戦してみることをお勧めします。勉強であったり、遊びであったりやることは何でもいいと思います。せっかく時間があるのですから、家にこもってゲームばかりやって1日を過ごすのは勿体無いように思います。自分らの頃にはゲームは普及していませんでしたので、林の中に行って虫取りをしたり、秘密基地を作ったりいろいろなものに挑戦したものです。モノは無くても十分遊ぶことが出来ましたので、個人的には今の子どもたちより贅沢な時間を過ごせたと思います。  


 では最近自分が挑戦しているものといえばあまり思いつきませんが、あえて挙げるといえば英語でしょうか。最近は海外の患者さんも増えて、必然的に外来で英語での会話をしなくてはいけない場面も増えました。ただ自分は留学経験もなく、妻のように英会話教室に通ったこともありませんので、ネイティブの人のように会話することは至難の業です。さてこれからどうしたものかと考えた時に、一番簡単なことはヒアリングを頑張ってみるということでした。外来では喋ることは知っている単語を並べて、ジェスチャーを駆使すればなんとかなることがわかりました。あとは恥ずかしがらずにしゃべってみるという度胸です。まあ、文法はメチャクチャですが結局のところ外来では言いたいことが通じればいいのです。ここは机の上での勉強を重視する日本の英語教育のダメなところかもしれませんね。もっと若い時に英会話を頑張っていればよかったなと思いますが、挑戦することに遅いということはないと思います。


 結局何が言いたいかというと、若い時にはいろんなことにどんどん挑戦して欲しいということです。失敗から学ぶことのほうが成功から学ぶことより多いと思います。挫折を味わいたくないというのは誰しも考えますが、挫折によって人は一回りも二回りも成長するものです。若い時は失敗してもやり直しが出来ますので、いろんなことを恐れずに挑戦して欲しいと思います。この夏休みに成長したお子さんが1人でも増えることを期待しています。



【令和8年8月】
よしもと小児科 吉本寿美

第219話 プレッシャーを楽しむ >

ページトップへ戻る
Copyright (C) 2012 yoshimoto Pediatrist Clinic, All Right Reserved.